参加者は、主催者2名と当事者スタッフ2名の参加。
このイベントのディレクターの今一生さんは、LINEから参加しました。
まずは、虐待サバイバー100人が書いた本『日本一醜い親への手紙』の中から抜粋したものを朗読し、そこからディスカッションがスタートしました。
朗読した内容は、障害のある弟を持った姉が書いたもの。
障害児を含めた姉弟の育児に疲れた親が押さえられないストレスを時に子どもへ向けて爆発させ
理不尽に子ども達を傷付けた事と同時に、健常児の姉への「普通である事への期待」を異常なまでに押しつけられる事に苦しんだ姉の心情が書かれてあるものでした。
そこから出た意見として、
・子ども達には罪はないのに、不条理に傷付けられている
・親も追い詰められてしまっているので、親の負荷を下ろせるような社会全体の取り組みが必要ではないか
・家族だけの問題ではなく、社会の仕組みを変えないと
等々の意見が出ました。
一方で、毒親サバイバーとは、いわゆる良好な家庭で育っていないので、言語によるコミュニケーションの獲得が上手く出来ていないパターンもあり、 それにより自分の意見をうまく表現する事も苦手で声がかき消されやすいのではないかとの意見も出ました。
私は個人的に、今回のイベントはまさにそこに着目すべきなのではないかと感じました。
そこから出た意見として、
・子ども達には罪はないのに、不条理に傷付けられている
・親も追い詰められてしまっているので、親の負荷を下ろせるような社会全体の取り組みが必要ではないか
・家族だけの問題ではなく、社会の仕組みを変えないと
等々の意見が出ました。
一方で、毒親サバイバーとは、いわゆる良好な家庭で育っていないので、言語によるコミュニケーションの獲得が上手く出来ていないパターンもあり、 それにより自分の意見をうまく表現する事も苦手で声がかき消されやすいのではないかとの意見も出ました。
私は個人的に、今回のイベントはまさにそこに着目すべきなのではないかと感じました。
また、イベントには行政の関係者や議員などにも来ていただく予定ですが、行政職員とは決められた法律の枠組みの中でしか働けないものなので、行政職員を責めても意味が無いのではないかという意見もあり、それよりはむしろこれから制度を作っていく議員にしっかりと意見を伝え改善に取り組んでもらおうではないか、との話でまとまりました。
かつて子供だった虐待サバイバーが今大人になり、何に傷つき何に苦しみ何に困って生きづらさを感じているのか。
そこに気付く視点が大事なのではないでしょうか。
今回の話し合いの中で『サバイバーの尊厳を守る』という言葉が生まれました。
大きな前進を感じるディスカッションとなりました。
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